防災講座「非常持ち出し袋ゲーム」

こんにちは。

先日の台風の話題もまだ続く中、今日の午前中は防災講座を皆さんに受けていただきました。

 

今回は「博多あん・あんリーダー会」から博多支部長・坂之下さんをお招きいたしました。

この「博多あん・あんリーダー会」というのは【「自助(自らが自らを守る)」、「共助(地域住民の力による)」を基本理念に、公民館や小中学校などでの防災講座や防災イベントの開催・支援活動など、地域に密着した災害への「備え」や「気づき」を伝える防災啓発活動などの様々な活動を行っている】団体です。

 

弊所を利用している方のほとんどは障がい者手帳を持っている方です。

ということは、おそらく災害時に「避難行動要支援者=避難をする際になんらかの支援を必要とする方々」というくくりに入るのかもしれませんが、それでも一人一人は人任せではなく、自分自身の身を守る行動はとれる方が多くいらっしゃいます。

防災の知識を身につけることによって自分の命を守る行動をとれるように、今回のような防災に関わる講習会を今年度は数回、開催する予定です。

 

今日は坂之下さんによる講話から始まり、参加者一人一人がカードを使って考える「非常持ち出し袋ゲーム」をやってもらいました。

カードの表には「水500ml」「ビスケット」「懐中電灯」「寝袋」など、避難所で必要かな、と思われるアイテムの絵が描いてあります。

参加者にはこの全部で40ほどあるアイテムの中から「自分はこれが必要」「これを準備していく」というものを選んでもらいます。

選び終わったところで、カードの裏に書いてある数字を足していきます。

この数字がそのアイテムの重さ(g)となります。

アイテムは他にも、寝袋や毛布、トイレットペーパー、レジャーシート、新聞紙、乾パン、ラジオなどなど・・・。

ちなみに避難所に避難してから物資が届くまでの3日間を想定してもらったのですが、迷いもあってか、なかなか絞れません(^-^;

結果、参加者全員が5kg超え。

 

中には約12kgになった方も(笑)

その後、実際6kg弱のリュックがどれぐらいの重さか、を背負って体験してもらいました。

わりと平気な重さではありましたが、それでも災害時にこれを背負って足元も悪い中、延々歩けるか、走れるか、というと・・・かなり厳しいですよね(;''∀'')

 

自助・共助・公助、と言いますが、まずは自分でなにを準備しておかないといけないか、それでどれぐらいしのげるのか、今日の体験をきっかけに考える良い機会になりました。

 

来週土曜は毎月恒例の自炊倶楽部です。

お楽しみに~(*´▽`*)


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