虹の向こうには

こんにちは。

カラフルな手でしょー?(笑)

実は先頃、本業であるウィズダムの仕事とは別に、4日間にわたってセクシャルマイノリティ(性的少数者)のイベントに関わってきたので、簡単にはなりますが、少し紹介させていただきますね。

 

まず、11月2日、3日の2日間で行われたのが「第5回ろう×セクシャルマイノリティ全国大会in福岡」という大会でした。

この大会には全国はもとより、国際交流基金アジアセンターからの助成も受けて、フィリピンからもろうセクシャルマイノリティ団体の代表を務めている方々が3名、参加をされました。

日本の団体とフィリピンの団体の活動の内容や受ける差別や偏見について講演があったり、家族の形や街づくりについて、ろうセクシャルマイノリティである当事者(参加者)がみんなで考えたりする時間もあったりと、非常に濃く、充実した大会でした。

 

そしてそれが終わった次の日、11月4日はこちらも5回目となる「九州レインボープライド」。

今年は12000人の参加者があったようで、メディアにも取り上げられました。ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。

 

この3日の間、シンボルカラーである虹色のグッズや旗があちこちで見られました。(なぜLGBTQ・セクシャルマイノリティの方々のシンボルカラーが虹色なのかはこちら→【レインボーフラッグ(Wikipediaへとびます)】

 

「多様性」「ダイバーシティ」という言葉が広がって久しいのですが、当事者と一緒に活動していると、やはり生活の中で受ける心ない差別的な言葉や仕草、揶揄され、面白おかしく好奇心だけでされる質問などに傷ついている方はたくさんいるのだと思い知らされます。

それでも彼女・彼らは、孤立を深める仲間をこれ以上増やしたくない、偏見にさらされる社会をなくしたいと、活動しています。

 

ひとりひとりのできることはちっぽけで、世界を変えることは夢物語のようですが、それでもひとりひとりが動かなければ世の中は変わりません。

少なくとも自分の周りだけでも動かす力はあるはずです。

できることからやっていこう。

まずは知ることから始めよう。

もしもこの拙い文章を読んで、そんな気持ちになってくださる方が増えたなら、1時間もかかって絞り出した文章も無駄にならずに済むというものです(笑)

 

どうか正しい知識と理解、応援を宜しくお願いいたします(*´ω`*)


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